付けたかった名前。
「ねえジャスタス君...。もしこれから生まれるこの子が男の子だったらね。付けたい名前があるんだ」
「...多分俺が考えてる名前と同じだね」
恐らくウィルマ国の初期国民の中でも屈指の人気を誇るであろうシュワルツ兄弟。
私は完全に「お兄さん派」です(^^)
彼は初代PCファーロッドの大切な親友であり、二代目夫婦の頼れる伯父でもありました。
探索馬鹿の初代だったので、普段の交流は「年末年始の食事」程度でしたが、彼の名は交流リストの上位からほぼ落ちることがありませんでした。
きっと相性が良かったのでしょう。
「そういうのは大事な人に...」の台詞、すごくキャラに合ってる。カッコイイ!
ベタベタしなくても信頼しあえる関係って、良いですよね!
(といいつつ、二代目引き継ぎ後、朝イチで初代のところに採取の御誘いに来てたのを目撃したときは「きゃあ(=▽=)」と思ってしまいました。でもブロマンスです。あくまでも、ブロマンス!)
...しかし残念なことに、選んだ奥様が熟年※のため子宝に恵まれず、私のデータの山岳シュワルツ家は彼の代で途絶えてしまうことになります。
晩年たった一人で広い山岳の家に過ごす姿を見るのは、「親友」としては切ないものがありました。
とはいっても、「一匹狼」の彼のこと、そうなることは覚悟の上での選択だったろうし、最後まで後悔なんかはしてないと思ってるんですけどね。
シュワルツ家がそういう状況になってしまったので、ウルバーノ家断絶後、弟のゴドウィンが新しい兵隊長に決まった時、ちょっと安堵した部分もあったんじゃないかな...。
姓はコロミナスに変わってしまったけど、両親の血筋が「山岳家として」ちゃんと残るわけなので...。
そして、自分に子供が出来なかった分、きっと甥っ子二人のことも気にかけてくれてただろうなと想像。
中の人の脳内設定で、初代PCファーロッドは「娘が山岳コロミナス家に嫁ぐこと」に激怒して大反対したことになっております。
自分の後継者として力を引き継いだのに、山岳嫁になってしまえばそれが全部パアになってしまうわけですから...。
また、山岳兵としては試合に出れないのに他の職に就くことも許されない山岳のシステムは、異国出身の初代には理解しがたいものでもありました。
娘の将来が一族に束縛されてしまうことに、父親として「それでいいのか?」と問いかけたくなっても不思議ではありません。
そんな中、初代の親友でもあり、コロミナス家とも深いつながりを持つ彼が、間に入ってくれたんじゃないかと思っています。
大事な親友のとりなしがあったからこそ、父も最終的には折れて、娘を送りだすことができたのです。(ちなみにコロミナス家当主ゴドウィン君と初代は折り合いが悪かった(^^;妄想ではなく実際にゲーム上での相性が(^^;)
...そういう背景を勝手に妄想していたので、二代目マグノリアとして行動するときも、彼のことは「恩人」と思って接していました。脳内では、ピザや工芸品の作り方を教えてくれたのも彼ということになっています(^^;
ほんと、最初は辛かった山岳生活を支えてくれた大事な存在だったのです。
髪が赤いのは、オレンジの染料がキャラバンで買えるのを知らなかったからです(^^;
...でも突然に、別れの時が...。
二代目夫婦を支えてくれた大事な理解者だった彼。
彼の直接の血筋は途絶えてしまいましたが、彼の存在を消したくなくて...
コロミナス・シュワルツ両家の血と、山岳長子としての責任と、
やがてマグノリアから龍騎士の力を引き継ぐであろう運命の子に、
その名前を受け継がせることに決めました。
「お母さん、頑張りましたね。元気な男の子ですよ...。名前をつけてあげてくださいね」
「...名前は..イグナシオ。この子の名前はイグナシオ・コロミナスです」
...イグナシオ・コロミナス。
後の山岳兵団長/龍騎士として、山岳兵団に栄光をもたらす英雄の誕生です。
※イグナシオ君は他の方のデータでもやはり、熟年女性と結ばれるケースが多いようなので、おそらくそういう「熟年と結ばれやすい」プログラミングが施されているんでしょうね。弟のゴドウィン君では熟年女性とのカップリングは殆ど聞かないのに、何とも...(>_<)ちゃんと子孫を残してシュワルツ家が存続しているデータを拝見すると、ほっとします。
☆熟年キャラとの結婚を否定・批判しているわけではありません...