遠くから来て遠くまで。

エルネア王国プレイ中に生じた個人的妄想のしまい場所。

山岳再就職問題。

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プレイも代を重ねると、PCとして出世することよりも、むしろ「NPCをいかに出世させるか」のほうに熱が入ってきませんか...?

そう、何世代も経ると武器もスキルもガッツリ揃い、少なくとも「武術職での出世」は思いのままのPCに較べ、NPCはそもそも志願させることすら思い通りにならない。

(他人だから当たり前なのですが(^^;)

だからこそ、お気に入りのNPCが大出世して組織長・更には龍騎士にまでなってしまうと、本当に感動もひとしおなのです。

 

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六代目PCの兄と弟。七代目PCのアシストで二人とも見事龍騎士になりました...!

とはいっても、組織長・龍騎士とまでいかなくて、PC兄弟・配偶者のNPCを武術職につけるだけであれば、100%といかなくても...割合高い確率で可能です。

...普通の家庭であれば。

 

しかしこれが「山岳兵第二子以降」であれば、途端にハードルが上がると感じてしまうのは、私だけでしょうか...?

 

今まで9代プレイした中で、「山岳一家の一員」となったのは延べ六代になりますが、

長子もしくはPC以外の就職状況は、こんな感じです。

 

二代目PC配偶者弟・・・国民

三代目PC弟・妹・・・国民

四代目PC姉・・・農官→解雇→国民(>_<)

七代目PC配偶者弟・・・農官→解雇→国民(>_<)

八代目PC弟・・・近衛騎兵 妹・・・国民

九代目PC弟・・・まだ山岳兵だけど王配内定。多分結婚後は農官...?

※九代目は長子ですが妹に家督譲って魔銃入りしています♪

 

進路未確定1名を除く7人中有職者は3人。武術職は一人..(>_<)

しかも農官二名は途中リタイア...。

普通のPC一家だと、兄弟・配偶者の8割位は武術入りするのと雲泥の差...。

実際、山岳時代を除くPC家族で終生国民だったのは、初代第四子と六代目配偶者だけだったのです...。

どうしてこんな風になってしまうのか...?

それは、山岳用に組まれたシステムが、他武術職に就きにくくなっているから...。

 

・山岳兵として生まれると、成人後適性に関係なく強制的に「山岳兵の斧」を持たされる。スキルも斧仕様となり、森・遺跡・洞窟どこに行っても、チカラのスキルが伸びやすくなる

普通の国民は、婚活を早く終わらせるリア充ほど探索や仕事など、次のステップに力を入れる→就職につながりやすい

山岳兵の場合は真逆になり、早く婚活を終わらせるリア充ほど探索に精を出す→デモンパタールを拾う→チカラがグングン伸びて近衛・魔銃の志願基準を満たさなくなる→結果、勤勉性が著しく高いNPC以外は国民コース確定(>_<)

リア充で真面目な山岳兵ほど、逆に再就職しにくくなるという皮肉なシステムなのです。

しかし逆に言えば、非リアの山岳兵のほうが、婚活に時間を取られて山岳時代にデモンを拾う確率が低いので、結婚後の探索で銃や剣を拾って一発逆転しやすい!!(p゚∀゚q)

 

そう。

 

PCの山岳家系のNPCで唯一近衛入りした、8代目PC弟ヴァシリー。

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彼は決して「優秀なリア充」だから近衛入りしたのではないのです...。

 

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コヤツは元々王配になってもらおうと、幼少時王女様とコツコツ仲人してたにも関わらず、成人早々王女をほっといて、こともあろうに10歳年上のの旅人女性に会いにいく体たらくの大タワケ者でした...(>_<)

そして当然のように王女様には振られました...。

その後も不器用な恋愛を繰り返し、恋人はつくらんは、かといって仕事や探索をするわけでもなく...というゴクツブシ状態で、8代目PCレオニードのPC人生、体感でその半分くらいは、弟ヴァシリーのフォローに追われていたのでした...。

 

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エナの子に選ばれて喜んでんじゃねえよ!とこの頃は切れていた...

そんな兄貴の必死のフォローが功を奏し、なんとか美人の伴侶を得たヴァシリー。

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恩義を感じたのか兄貴をいい席に招待している♪(オレンジ髪山岳兵が八代目)

ここからが奇跡の逆転劇の始まりです。

まず、探索さぼりまくって未だ「山岳兵の斧」だったことが幸いして、ゲーナの森でビーストセイバーゲット!

更に、婚活の一環で兄貴に何度も炎獄に放り込まれていたため、無駄にステータスが高かった!→近衛選抜トーナメントで余裕の優勝(^^)

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...かくしてヴァシリーは「ゴクツブシ非リア山岳兵」から

栄光の近衛騎兵へ、華麗なる転身を遂げました。

 

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今やかつてのグウタラ具合は微塵もなく、騎士隊の中堅メンバーとして水を得た魚のように、探索や仕事に頑張っています。

 

元山岳兵のセカンドキャリア、なかなか思うようにいかなくて、この子こんなにステータス高いのに...と歯がみすることもしばしばですが、

逆に山岳兵が容易に他武術職に転職可能であれば、

主要武術職のほとんどは、元山岳で占められてしまうでしょう。

何と言っても、成人後すぐに上級ダンジョンで探索できる特権付き。

ポイント稼ぎもレベル上げも、一般国民とは較べものにならないくらい有利です。

こんな人達がドヤドヤ就職戦線に参加すれば、一般国民は太刀打ちできないですからね。

...ゲームのバランスを保つためには、必要なシステムなのかもしれません。

 

それに、山岳時代はパッとしなかった非リアなキャラが、銃や剣を拾って一発逆転!

そんな「人生の不思議」を垣間見るのも、それはそれで面白いものです。

 

うまくいかないのが当たり前、うまくいけば、ラッキー♪

山岳身内の就職問題に関しては、このくらいのスタンスでいるのが丁度良いのかも...?

 

※ちなみに上記就職問題、カーネイ・エレク持ちであれば全く関係ないですよね?才能があれば全ての悪条件を凌駕するというのも、ある意味リアル...(^^;