遠くから来て遠くまで。

エルネア王国プレイ中に生じた個人的妄想のしまい場所。

グッドルーザー。

《loserは、敗者の意》負けっぷりのいい人。潔く負けを認める人。負けても潔い人。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

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picrew.mePicrewの男メーカーで作った二代目配偶者ジャスタスです☆

脳内イメージの彼そのもの(=▽=)だったので保存用に貼りつけ(^^)

ノースリーブ衣装あるから山岳兵(風)作りやすいですよ!

...三度目の正直というか、流石に今回は勝てるだろうと思っていた二代目配偶者が、

初代長男カール(二代目PC兄)に瞬殺されてしまった時は、正直ショックでしばらく固まってしまいました。

当時のプレイ動画には私の「あ...」という呟きがひっそり録音されております(^^;

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武器相性はあるにせよ、ステータスもスキルも武器レベルもカールより上。

お守りにヴェスタを渡しましたが、あくまでも「保険」のつもりで渡したのに...(>_<)

準決勝のちょっと前くらいから、カールのステータスや武器レベルがここに来て急上昇してたので、悪い予感はちょっとだけあったんですけど...ね。

かといってカールに負けて欲しかったかというとそんなことはなく。

↓で書いている二代目PCと同じく、無茶苦茶複雑な心境で「その時」を待っておりました。

ご武運を。 - 遠くから来て遠くまで。

ほんと、どっちを応援すべきか、どっちにも肩入れせず勝負を二人に預けるか迷ったあげく、遂にはリアル配偶者に

「兄弟と配偶者どっち応援する?」とまで聞く始末。

ここでリアル夫の「そりゃあ、配偶者に決まってるじゃん!」の一言で、迷いなくヴェスタの宝剣をジャスの方に渡すことに決めました。

(くだらなすぎる質問に真面目に付き合ってくれたリアル夫に感謝ですわ...)

ヴェスタ渡して瞬殺なら何もしなかったら当たり前のように瞬殺ですね。

まあ、ヴェスタ渡して負けられるより言い訳のしようはあるけれど。

そして、予想外のあっけない敗北...。

これはほんとに、衝撃でした。

 

しかし、ある程度時がたち、「家族視点」からのショックから立ち直って思うことは...

 

この展開、メタ視点で捉えると、ジャスタスが負けたほうが「物語」として面白い気がするんです。

ジャスタスが勝ってカタルシスが発生するのは、今回の「三回目の挑戦」じゃなくて、「化け物状態の初代PC」が存命だった、前回のエルネア杯。

「格上の相手」を破ってこそ、鳥肌モノの感動があるというものです。

でも残念ながら、ここでは勝つことができませんでした...。

 

今回、カールとジャスタスの間に「格」の差はありません。

むしろキャリアからするとジャスタスの方が若干上です。

彼はエルネア杯三回出場、兵団長を12歳から6期に渡り務めてます。

一方カールは、二つ年下の義弟が兵団長になった頃、まだ近衛騎兵の下のほうをウロウロしてましたし、前回のエルネア杯は、対戦相手の不戦勝による繰り上がり出場でした。ようやく騎士隊長になれた時には、すでにもう熟年間際。

完全に「遅咲きの花」なのです。

 

バリバリの武術一族出身、本人も優等生の称号持ちで更にグリニー保持のエリート。

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picrew.me

コイツが

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父は英雄といえど、もともとは得体のしれない旅人。

騎士選抜三度目の挑戦でようやく受かって、その後もゼーゼーハーハー言いながらようやく騎士隊長まで登りつめた苦労人を...

 

サクッと破って勝ちましたあ!じゃカタルシスもヘッタクレもなく

あまりにも夢も希望もないじゃないですか...。

いや現実はあるあるですけど(>_<)だからこそ物語では夢を見たいですよね。

 

二代目配偶者の「敗戦後の行動」→潔く息子に家督を譲った展開-は

今でも自分のエルネア歴五指に入るくらい好きなトピックなのですが、

これがもし、普通に勝って龍騎士になった後の出来事だったら

そこまで心に残らなかった気がします。

 

果たせなかった妻との約束、後を継ぐ息子への万感の想い。

 

この時のこの敗戦、そしてその後の勇退があってこそ、

後のイグナシオでのエルネア杯挑戦にも気持ちが入り、

なおかつ私にとって彼の存在は「忘れられないNPC」となりました。

同時に、彼に立ちはだかる壁となった、二代目兄カールの存在も。

 

私はスポーツ中継を見るのが結構好きです。

エルネア王国での試合と同様、

必ず「勝者」と「敗者」に分かれ、そこにドラマが生まれます。

勝者のドラマに胸が高鳴るのは勿論ですが、

敗れ去る者にもまた、ある種の高貴さを感じることがあります。

きっと、それを感じさせる者こそが「Good Loser」と呼ばれるのでしょう。

時によっては勝者よりも「Good Loser」の側に心惹かれることもあります。

 

スペックに恵まれた優等生にも関わらず、最後まで「勝ちきれなかった」彼。

彼はエルネア王国の歴史に名を残すことはできませんでしたが、

息子イグナシオに戦士として、組織の上に立つ者としての何たるかを教えた

「偉大な父」でした。

 父親として、息子に見せてやれる背中。

それは勝つ姿だけではありません。

敗戦をどう受け止め、その後どう行動するか...。

彼が最後に息子に示した「引き際の潔さ」。私はその姿がとても好きです。

その意味で、彼は紛れもなく、記憶に残る「Good Loser」なのでした。

 

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 【おまけ・夫としての二代目配偶者】

 ジャスタスは自身脳内の「ロマンチック要素」を恋人時代に全て使い果たしたようで、

結婚後は一転して探索と仕事に励み、デートを結構な確率で断ってくる朴念仁野郎でした(^^;

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 結婚記念日忘れてることもあるし。髪型とか服装変えてもまったく気づかないし。

お義父さんのゴドウィン君はその辺マメに褒めてくれるのに(^^;←やっぱりウィルマ国屈指のモテ男は違う(^^;

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スクショ見返したらほとんどの会話がコレ。根っからの武人なのです。

向こうから誘ってくるのは大概「釣り」「風呂」即物的すぎるぞ!

 

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根っからの冷たい男では勿論なく、こうやって要所要所で優しさをがっちり出してくれるんですけどね☆特に右の励ましなんて、実はマグノリア側ではなく本人の身内の訃報の時だったんです。自分のほうがよっぽどキツイだろうに...(>_<)
なんやかんや言って夫としても魅力的でした☆